2011年9月29日木曜日

奥美濃・神明温泉 囲炉裏のある秘湯宿

名古屋からほんの2時間。
キャンプやらBBQやらツーリングやらスキーやらで、奥美濃方面へ何度も足を運んで看板を目にするたびに、ずーーーっと気になっている秘湯宿があった。知多半島 温泉美濃ICを降り、鮎で有名な洞戸・板取方面の山道をぐるぐる行くと、100mピッチくらいの勢いで『すぎ嶋』の看板が目に付く。そこへ今回、やっと行ける機会が巡ってきた。

板取より奥にひっそりと佇む秘湯宿『すぎ嶋』。
ジャズが流れる広いロビーに入ると、むき出しのりっぱな梁が重なる高い天井と、どっしりとしたソファ、重厚なテーブルが出迎えてくれる。知多半島 旅館隣の囲炉裏には、ぱちぱちと炭が燃え、鉄製のやかんから湯気が立ち上る。歴史を感じる分厚い板で覆われた床は、ぴっかぴかに磨き上げられている。150年前の庄屋を移築した建物で、もともと民宿から始め、増築を繰り返していったそうな。岐阜県の豊富な温泉地には、囲炉裏のある情緒深い宿がたくさんあるが、ここすぎ嶋の雰囲気は、中でもピカイチだ。

温泉は、貸切露天風呂が2箇所と、内湯・露天のある大浴場が男女1箇所ずつ。
知多半島 旅館屋根付の細い通路をつたって、先日降ったらしい残り雪を見ながら山間の竹林を抜けると、高台に設置された広めの貸切露天風呂がある。気温1℃の中を白い息を吐きながら歩き、寒さで縮こまった身体をぬるりとしたお湯に滑らせると、「あ゛~・・・っ」というおっさんみたいなため息が自然と出る。いいねぇ、こういうのほんとにいいねぇ。素の自分が自然に出てくるってのは、最もリラックスしている瞬間なのである。

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